介護士として長期間働き続けたいなら、職場の人間関係にも気を使う必要がある。
狭い職場なので、人間関係が破綻しているとどうしても働きにくくなってしまうからだ。
利用者とのコミュニケーションも大事だが、同僚とのコミュニケーションはそれ以上に大事になる。
そもそも介護はチームでの仕事となるのが基本である。
訪問介護なら一人でもできるかもしれないが、施設での仕事となるとどうしてもチームワークが欠かせなくなるわけだ。
良好な人間関係が築けていないと、介護の質を高めることもできなくなるだろう。
では具体的に、どうすれば良好な関係が築けるのだろうか。
自分から積極的に話しかけるというのはコミュニケーションの基本であって、これは有効な手段になること間違いない。
話せば分かるという格言もある通りに、積極的に会話をしていれば誤解が発生する隙もなくなるし、不満点があっても早期に潰していける。
問題が大きくなるのを事前に防ぐという意味では、基本的なことだが非常に大事なこととなる。
プライベートで接点を持つというのも、悪い方法ではないかもしれない。
積極的に飲み会を開いたり、旅行に行ったりすることは相互理解に繋がる。
親睦会と言って、介護施設のメンバーたちで集まる機会を定期的に作っておくというのも上手い方法の一つになるはずだ。
一人でも仲のいい人を作っておけば、その人を介してあまり仲が良くない人とも繋がりを持てる可能性がある。
まずは一人、親友と呼べる人を施設内に作っておくといいだろう。